北斗七星と北極星の伝説

妖精と神様が結ばれて

昔々あるところに、美しい妖精がいました。妖精の美しさに神様は魅入られ、2人は愛を語り合います。そして2人の間には、男の子が誕生しました。面白くないのは、神様の奥さんです。奥さんは妖精をクマに変えて、森の中で過ごすことになりました。
数年後、狩人は森の中で大きなクマに遭遇します。狩人が遭遇したクマの正体は妖精でした。そして狩人の正体は、妖精と神様の子供です。狩人は目の前にいるクマが母親とは知らず、弓矢で打ち抜いてしまったのです。

悲劇の親子

悲劇的な親子の再会を見ていた神様は、クマと息子を空に上げました。クマはおおぐま座となり、狩人はこぐま座となったのです。ただ神様は慌ててしまったのか、クマの尻尾を乱暴に扱ってしまいます。結果クマの尻尾は長くなってしまいました。長くなったクマの尻尾こそが、現在の「北斗七星」にあたる部分です。
なおこぐま座の尻尾部分は、現在の北極星になります。

旅人の道しるべ

星座の成り立ちは悲劇的なものですが、北斗七星と北極星は旅人達の道標となりました。当時は現代のように、灯りらしい灯りはございません。夜になれば、周りは漆黒の闇に包まれます。当たり前ですがGPSもなく、自分が今どこにいるのかも分からない状態。そんな中で動くのは、あまりにも無謀な話。
そこで旅人達は、北極星と北斗七星を頼りに歩みを進めていました。北極星は、北斗七星とカシオペア座の延長戦にある星です。ちょうど真北に位置する星になるので、コンパスを使うよりも正確に方角が分かります。

結婚という旅を支える指輪

結婚は、新たなる人生への旅立ち。しかしGPSの方な装置があるからとはいえ、必ずしも正しい方向へ進めるとは限りません。夫婦にとっての北斗七星と北極星があれば、道を間違えず幸せへたどり着けるようになるでしょう。
セミオーダーブランドが提供している「ノクターナル」は、北斗七星と北極星がモチーフの結婚指輪となっています。北斗七星をイメージするメレダイヤモンドと、北極星をイメージした裏石。2つのダイヤモンドは、夫婦の旅路をお手伝いしてくれるでしょう。