既製品と手作りの違いは?
結婚指輪には大きく分けて、手作りと既製品の2種類あります。いずれも素敵な仕上がりとなっており、見た目にはほとんど大差はありません。何がどう違うのかはっきりせず、戸惑っている方も多いでしょう。
そこで手作りと既製品の違いについて、ご紹介します。
値段
手作りと既製品の違いで最も顕著なのが、値段でしょう。機械生産で大量に製造された結婚指輪の値段は、かなり安くなっています。市場に多く出回っているため、値段を抑えることができるのです。ちなみにカップルで流行っているペアリングも、既製品がほとんど。リングの種類にもよりますが、1万円以内で購入できるようになっています。
手作りの結婚指輪の値段は高くなっています。実際に人の手で作られているので、大量生産はできません。1日にできる指輪の数も、限りがあります。ブランドの多くは、職人による手作りの結婚指輪です。作るのに時間がかかるため、納期も2ヶ月〜3ヶ月前後となっています。
耐久性
手作りと既製品とでは、耐久性にも違いが出ています。既製品の場合は耐久性に乏しく、ほんの些細な衝撃でも傷が入ります。金属を鍛えて作っているわけではないので、もろくなっています。
一方手作りの場合、耐久性に優れているのが特徴です。特に鍛造で作られた結婚指輪の強度は、計り知れません。鍛造は、材料となる金属を文字通り「鍛えて」作る方法です。少しぐらいの衝撃にも耐えられるでしょう。唯一の弱点は、繊細な結婚指輪ができない点です。デザインにこだわりたいのなら、鋳造で作られた指輪がおすすめです。
個性
ちなみにデザインにおいても、既製品と手作りは大きく違います。既製品の特徴は、どこかで見たことがあるデザインになっていることです。大きなハズレはないものの、大きな当たりもありません。型にはまりすぎてしまい、個性がないのです。
一方手作りの結婚指輪の場合は、個性の塊です。どんな結婚指輪にするかは、みにつける夫婦次第。夫婦の人となりが色濃く出ているのが特徴です。